aida ha nani de dekiteiru ?

〈いかにしてワタシはこの本に出会ったか〉についての記録

スマホに替えて

今年の初めから、携帯電話をスマホ(いまやスマホは一般名詞だが、具体的にはiPhoneだ)に替えた。それまではいわゆる「ガラケー」だったので、変えてからしばらくは勝手がわからずに難儀したが、最近はようやく使いこなせてきた。

ガラケーと比べたときにスマホの利点として際だっていると感じたことは、まずネットへのアクセスのしやすさである。ガラケーでもネットにアクセスすることはできたが、対応していないwebサイトも多く、またデザインの関係上、見づらいことも多かった。現在ではだいたいのwebサイトがスマホに対応したデザインを併用して使っているし、またそうでなくても、パソコンで見るのと同じくらい見やすい。

次に思い至ったのは地図の快適さだった。以前使っていた携帯電話は型が古かったのもあるが、地図機能が非常に使いづらかった。これは普段の生活圏では大した問題ではないのだが、見知らぬ土地に遠出した際に少々困った。自分の現在地や目的地がわからなかったのだ。スマホに替えてからは出先での不安材料が少し減った。

カメラの性能にも驚いた。これまで使っていた携帯電話と比べて格段に画質が良くなっている。また、さまざまな加工も容易にできる。

最近便利さを痛感しているのがevernoteだ。実のところ、この点だけを見ても、スマホに替えてよかったと思っているくらいだ。evernoteの存在は以前から知っていたのだが、いまいちその使い道がわからずにいた。スマホに替えてみて、これは予想外だったのだが、契約している電話会社のサービスでevernoteが一年間プレミアムで使える特典がついてきた。evernoteをプレミアムで使えると、一か月に1GBまで容量を使うことができる。ボクのパソコンのなかで小さくない容量を占めていた文献のPDFはこの際evernoteに移すことにした。完全にevernoteで文献管理を任せることはできないが、より文献に当たりやすくなったことは実感できる。また、スマホに替えて、evernoteのアプリを使えるようになってからはたいていのメモはevernoteにするようになった。一方で、多くの情報をevernoteに移したことに、不安がないわけではない。データ元が手元にないので、もしもevernoteのデータが失われてしまったら、復元のしようがない。クラウドサービスはこのあたりに不安を残す。同様の理由で、ボクはまだ電子書籍の購入に踏み切れていない。