シャロン・バーチュマグレイン(2013) 異端の統計学 ベイズ ほか
- 作者: デイヴィッドサルツブルグ,David S. Salsburg,竹内惠行,熊谷悦生
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/03/20
- メディア: 単行本
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- 作者: エリオット・ソーバー,松王政浩
- 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: 単行本
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ここ数年、巷では統計学が流行らしい。統計学関連の一般書が多く出版されているようだ。ビッグ・データの話題も相まって、統計学という学問の敷居が低くなったのだろうか。
ボクは数学がとても苦手で、高校時代も確率の単元はよくわからないままだった。
大学に入ってからも、あまり統計学に触れることなくやってきた。とにかく、難しそう、バリバリの数学、そんなイメージがあって手が出せなかった。ようやく最近、専攻する分野が統計学的素養を必要とすることと、「不確実性」への関心もあって、統計学に手を出してみようかと思い至った。
とはいっても、上に挙げた本はどれも統計学の教科書ではない。むしろ、統計学という学問自体やその歴史、悪名高い「論争」について書かれた本たちである。
ボクは科学史の読み物がすきだし、学問を学ぶ上で歴史的観点からの知識の整理、体系化が有用だと考えるので、これらを読むことは必要だと(素人ながら)思っている。
ところでボクは実際的なところ、統計はある種のスキル・技能だと思っている。世の中には「統計検定」なるものがあるそうなので、それに向けて勉強しつつ統計学の知識・技能を身につけていければなと思う。
上に挙げた本たちはtwitter上で三中信宏さんのtweetを見て知ったものだ。最近黄色のベイズ本が図書館に入った。実際に手に取ってみると、なかなかに装丁がいい。ハッキングの本もいい装丁だと思うが、こちらはまだ図書館には入っていないようだった。