aida ha nani de dekiteiru ?

〈いかにしてワタシはこの本に出会ったか〉についての記録

シャロン・バーチュマグレイン(2013) 異端の統計学 ベイズ ほか

 

異端の統計学 ベイズ

異端の統計学 ベイズ

 

 

統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀

統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀

 

 

確率の出現

確率の出現

 

 

偶然を飼いならす―統計学と第二次科学革命

偶然を飼いならす―統計学と第二次科学革命

 

 

科学と証拠-統計の哲学 入門-

科学と証拠-統計の哲学 入門-

 

 

 ここ数年、巷では統計学が流行らしい。統計学関連の一般書が多く出版されているようだ。ビッグ・データの話題も相まって、統計学という学問の敷居が低くなったのだろうか。

ボクは数学がとても苦手で、高校時代も確率の単元はよくわからないままだった。

大学に入ってからも、あまり統計学に触れることなくやってきた。とにかく、難しそう、バリバリの数学、そんなイメージがあって手が出せなかった。ようやく最近、専攻する分野が統計学的素養を必要とすることと、「不確実性」への関心もあって、統計学に手を出してみようかと思い至った。

とはいっても、上に挙げた本はどれも統計学の教科書ではない。むしろ、統計学という学問自体やその歴史、悪名高い「論争」について書かれた本たちである。

ボクは科学史の読み物がすきだし、学問を学ぶ上で歴史的観点からの知識の整理、体系化が有用だと考えるので、これらを読むことは必要だと(素人ながら)思っている。

ところでボクは実際的なところ、統計はある種のスキル・技能だと思っている。世の中には「統計検定」なるものがあるそうなので、それに向けて勉強しつつ統計学の知識・技能を身につけていければなと思う。

上に挙げた本たちはtwitter上で三中信宏さんのtweetを見て知ったものだ。最近黄色のベイズ本が図書館に入った。実際に手に取ってみると、なかなかに装丁がいい。ハッキングの本もいい装丁だと思うが、こちらはまだ図書館には入っていないようだった。